男性更年期障害(LOH症候群)に対する鍼灸治療


こんにちは。

鶴亀堂鍼灸院のわきたです。

 

現在当院で

男性更年期障害に対する鍼灸治療を

受けられている方がいらっしゃいます。

(ご本人の許可を得て今回掲載致します)

 

男性更年期障害とは正式名称を

LOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)

と言います。

加齢に伴い男性ホルモン(テストステロン)が減少し

下記のような不定愁訴を起こすものです。

 

ほてり・のぼせ・めまい・疲労感・耳鳴り・不眠

抑うつ・イライラ・不安・倦怠感

性欲低下・EDなど

 

好発年齢は40代から50代と言われていますが

若年化しているという報告もあるようです。

日本では

成人男性の9人に1人いると推計されているようで

うつ病と診断され調べてみたらLOH症候群だったという

ケースもあるようです。

 

現在当院でLOH症候群に対して

治療を受けられている方は

クリニックにて、ホルモン補充療法

漢方服薬(八味地黄丸)をされています。

 

クリニックと当院での併用治療にて

現在1ヵ月程度経過しております。

 

八味地黄丸は、別名「腎気丸(じんきがん)」

と言われる漢方薬です。

 

東洋医学で言う「腎」は西洋医学で言う腎臓とは

ちょっと解釈が異なり

腎は生命の本官であり、全身の陰陽の始まり

と考えられています。

腎の気は

全身のエネルギー源として、気力・精力を起こし

身体を強壮するものとされています。

 

「腎は水の臓」とされ、冷えることを嫌います。

 

腎気が低下した状態を「腎気虚」と言います。

 

そして

腎気虚が悪化し冷えや痛みが起こる状態を

「腎陽虚」と言います。

 

この時、「温腎助陽」という治療を行うのですが

漢方薬として八味地黄丸が使われます。

 

現在治療中の患者様においても

漢方薬併用で「温腎助陽」として

鍼灸治療を行っています。

 

現在の経過は、症状にまだ波はありますが

治療開始当初より状態は上がっています。

担当医の先生も、

漢方薬・ホルモン補充・鍼灸併用での効果は

出ているので鍼灸施術も積極的に取り入れるべきと

に仰ってくださっているようです。

 

早期回復目指して、治療に努めたいと思います。