こんにちは。わっきー先生こと院長の脇田です。
今日は、当院でも相談の多い逆子(骨盤位)治療について
週末の世界鍼灸学会にて
逆子(骨盤位)治療について臨床研究発表されていた
先生とお話をする機会がありました。
過去20数年約400名の妊婦に鍼灸治療を
行ったデータが報告されていました。
31週以下の改善率は、90%を超えているのに対し
32週以上での改善率は50%を割ったという報告。
31~32週というのは、大きな境目だと思います。
しかし当院でもですが、相談に来られえるのは
32週を超えてからのケースは非常に多いです。
胎動はめまぐるしく変わるので
どのタイミングで判断されたかというのもありますが
鍼灸で改善をという前に、逆子体操など試した結果
戻らず慌てて相談という場合が多いのも事実です。
今回、研究された先生とお話をして
改めて逆子治療について学ぶことが出来ました。
治療法について・触診について・セルフケア指導について
などなど、とても勉強になることばかりでした。
とても驚く内容もあり、これまでの逆子治療を
ブラッシュアップさせるきっかけとなった事を
とても嬉しく思います。
今後も、逆子治療でご相談に来られる方の力になれるよう
技術の研鑽を行いたいと思います。
そして、出来るだけ多くの方に鍼灸でのケアを
取り入れて欲しいと願っています。