こんにちは。前回に引き続き、顎関節症に対する
鍼灸治療のお話です。
今回は、当院での治療の流れについてご説明します。
顎関節症の大きな要因のひとつである
睡眠時の歯ぎしり(ブラキシズム)
食いしばり(クレンチング)
この2つに対してのアプローチが大前提です。
この改善に対して自律神経を整える鍼灸治療を行っていきます。
続いて、問題となっている咀嚼筋へのアプローチです。
.+*:゚+。.☆口を閉じる筋肉.+*:゚+。.☆
咬筋
側頭筋
外側・内側翼突筋
.+*:゚+。.☆口を開く筋肉.+*:゚+。.☆
顎舌骨筋
顎二腹筋
オトガイ舌骨筋
外側翼突筋(下頭)
以上の筋肉に対して、ツボと痛みの引き金となるトリガーポイントを
使い鍼治療を行っていきます。
これに加え、首・肩の緊張緩和も行っていきます。
そのあと、顎関節部の動きの調整を筋膜リリース
およびストレッチにて行います。
基本的には、顎関節症Ⅰ型に分類されたケースに対して
治療を行っております。
顎周りにちょっとした違和感を感じるという方でも
ご相談ください。
顎の不具合は、脳血流量の低下にも繋がり
ストレスを感じやすくなるおそれもあります。
歯ぎしり・食いしばりは、慢性的な肩凝りや首凝りの
原因にもなりますので
マッサージなどで改善しない症状をお持ちの方も
一度ご相談ください。
鶴亀堂鍼灸院 https://tsurukamedoo.com