サッカー選手を悩ます恥骨の痛み…グロインペイン症候群


こんにちは。わっきー先生こと院長のわきたです。

先日、サッカー部に所属している女子高校生から

恥骨の痛みで相談がありました。

pain-1015573_640

まだ初期の症状で、病院での診断を受けていないので

確定はしていませんが

サッカー選手に多く見られる疾患のひとつとして

【グロインペイン症候群】というものがあります。

別名【鼠径部痛症候群】と言われ

股関節周囲の痛みを伴うものです。

具体的には、ボールを蹴る時や全力で走る時に

股関節や下腹部、恥骨周囲

内ももなどに痛みを生じます。

症状が悪化してくると、蹴る動作やジョグする動作はもちろん

朝起き上がるときに痛みが出たり

くしゃみをするだけで痛みが出たりもします。

 

原因の多くは、身体のバランスが崩れた状態でボールを蹴ることによる

股関節周囲への負担です。

単純に体幹の弱さだけとは言えず、膝や足首・腰などの故障を抱えたまま

プレーを続けた結果、痛みが発生するという場合が多いです。

soccer-34248_640

このような症状が続いている場合はまず

医療機関で診察を受けてください。

当院での治療方法ですが、鍼灸によるアプローチを重点的に

加えていきます。

これまで、数件のグロインペイン症候群を診てきましたが

治療選択として有効的かつ結果が出たのは

仙骨周囲・下腹部への鍼灸治療です。

novaimage (5)

仙骨孔(骨盤中央にある仙骨に空いてる空洞)への刺鍼

そして、臀部・仙腸関節への刺鍼は重要なポイントです。

下腹部緊張を下げるために、刺鍼に加えお灸も使っていきます。

ハムストリング(ふともも裏)の緊張が強い場合は

緊張緩和も行っていきます。

 

バランスを整えて行くために、背骨(胸椎)の可動性向上も

狙って骨格調整を行います。

 

基本的に、痛みが出ている時は内転筋(うちもも)に負荷が掛かるような

過度なストレッチは、ストップするように指導をしています。

 

治療と並行して、リハビリ・補強運動も必要になってきます。

 

このグロインペイン症候群は、対処が遅ければ長期化するケースが

とても多いです。少々の痛みに耐え、プレーを続けてしまうことが

悪影響を及ぼします。

症状が無いときでも、定期的にケアをしていれば

施術者側も気付いてあげることが出来るのですが・・・

しかし、普段からサッカー選手を診ていない施術者の場合

見落とされていたケースも何件かありました。

疑わしいなあと思ったら、スポーツ整形を受診されることを

オススメします。

当院でも、詳しい検査が必要な際には連携している

スポーツドクターに診察を依頼します。

是非、ご相談ください。

http://www/tsurukamedoo.com

fullsizerender-2