こんにちはヽ(´▽`)/
わっきー先生こと院長のわきたです。
連日の肩凝りネタです!!
前回の記事でもご紹介したように
筋肉の問題だけでは無いのが【肩凝り】
揉んでも中々改善しない慢性的な肩凝りの
原因のひとつとして
東洋医学で言う
【気滞】
というものがあります。
気滞とは何か・・・
まず、気というものは常に動いているもので
この気の運動を【気機】と言います。
気機には昇・降・出・入と4つの動きがあります。
日中活動的な時に気を昇り
呼吸や食事を摂ることで気が入り
排尿・排便などで気は降り出て行く
そして
夜寝るときには、気は降りる・・・
こうして気は出入りし、昇ったり降りたりと
巡っているのです。
気機がスムーズだと健康を維持出来るのです。
しかし
ストレスや緊張・不安などで
気機の運行は、停滞してしまう・・・
これを【気滞】と言うのです。
気滞は、経絡の中の肝経と関連が深いと言われます。
この肝経は、筋肉と密接な関わりを持っているので
気の滞りは筋肉の緊張を生み出す要因ともなります。
また、気滞が進むと血虚という症状に発展します。
ですので、筋肉の血行不良を引き起こすといことに
繋がって行くのです。
気滞による血行不良を引き起こすと
マッサージなどで一時的に血行改善を
図っても、再び元に戻る可能性が考えられます。
結果的に、一時的に軽くなったとしても
すぐにまた症状が出てしまう・・・
ということになり得るのです。
たまに
「鍼は、即効性があるのでしょ?」
と聞かれることがあります。
当然ながら症状・状態によります。
根本を治す場合に時間を要することも
あります。
ですが、やはり根本から見直して欲しいです。
肩凝り治療で
「他院で肩だけに鍼を刺してもらったけど
効かなかった・・・」
と相談に来られた方がおられました。
やはり筋肉の問題だけでは無いからです。
肩だけに鍼を刺して良くなることも
あります。
しかし、根本原因があってこその
肩凝りです。
たかが肩凝り
されど肩凝り
肩凝りは、身体のどこかの不調のサイン
そう思って頂きたいです。
当院の鍼灸治療については
→ こちら
以上
わっきー先生でしたー