頭痛患者さんに知って欲しい・・こんな改善例 2020.03.10 ブログ Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 当院に頭痛治療でご相談に来られる方はとても多いです。数多くの治療の中で、以下のような改善例がありましたので是非知って欲しいと思い記事にしました。・【頭痛治療改善例】60代女性・薬剤師[主訴]肩凝り・首凝り・頭痛・月に数回頭痛薬を飲むため、常に財布の中に薬を常備しているとのこと。肩こりや首の凝りが強いため週に1~2度マッサージを受けていた。凝り過ぎて感覚が鈍くなっているせいか強めの指圧を希望していた。・[既往歴]大きな病気等は無し。・[治療内容*頻度]鍼灸治療と物理療法(ラジオ波・ラクリス)を行ったのち、状態に合わせてアロマトリートメント。*鍼治療に関しては、本人の希望もあり 刺さない鍼(提鍼)を使用。・週に2回のペースで計8回施術・[結果]肩や首の筋緊張は著しく低下。本人の実感として治療前の凝り具合を10とすると4~3程度に減っている。そして治療を開始してから1か月以上経過したが頭痛薬を1度も飲んでいないとのこと。[考察] 来院当初にカラダのタイプを東洋医学的な見方を踏まえて判断したところ虚証(きょしょう)であると考えました。・虚証は簡単に説明すると*心身の力が弱く、疲れが溜まりやすい*胃腸の機能も弱く、太りやすい*浮腫みやすい*色白で肌に潤いが少ない*気持ちが沈みこみやすいというような特徴を持っている人。・以上のことから強い刺激での治療がタイプ的に合っていないと判断しました。身体の緊張を下げ身体内部の巡りを上げることを目標に刺激量が少ない優しい治療を行いました。・このようなタイプの方は強い力での指圧やマッサージは合っていない場合が多いです。余計に頭痛を増強させる・・・余計に肩凝りが強くなるという可能性もあります。・頭痛治療はタイプに合わせて【治療方針を変えて行く必要がある】というのが私の考えです。・そして週に2回×4週を1クールとして治療を進めたほうが良い結果が出やすいです。患者様の仕事の都合などにより週に1回×8週という頻度で来院される方もいますが症状に軽減は緩やかです。・頭痛、肩こり、首凝りなどでお困りの方は是非一度ご相談ください。 Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 【免疫力アップ】鍼灸のススメ。 前の記事 美容鍼でエラ張り改善!? 次の記事