ゴルフ肘・テニス肘★肘の痛みの引き金とは?

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まず最初に、ゴルフ肘・テニス肘とはについて。

ゴルフやってなくても、テニスやってもなくても

ゴルフ肘・テニス肘という言葉が使われます。

あくまでもこれは通称だからです。

ゴルフ肘

ゴルフ肘とは、正式な名称が上腕骨内側上顆炎と言って、肘の内側の痛みを主訴とする症状です。主に、使い過ぎが原因とされます。

テニス肘とは

テニス肘とは、正式な名称が上腕骨外側上顆炎と言って、肘の外側の痛みを主訴とする症状です。こちらもゴルフ肘同様に、使い過ぎが主な原因とされます。

ゴルフ肘とテニス肘は、併発することもあります。
ようするに、内側も外側も痛みを引き起こした状態です。

主に使い過ぎが原因とされるこの二つ。

スポーツによるものもあれば、荷物の積み下ろしなど

繰り返し肘を曲げ伸ばしする作業によっても

引き起こす可能性があります。

肘の痛み…肘の炎症の引き金となっているのは

【手首】の場合が大半です。

手首の状態が悪い=関節の柔軟性が低下した状態に

なると肘周囲の筋肉や腱・軟部組織にストレスが

加わります。結果、損傷を引き起こし炎症となります。

*テニス肘の場合、画像のように

バックハンドの動きを繰り返し行った場合に

肘の外側に痛みを引き起こします。

・・・

当院で治療を行う際には

まず手首の状態をチェックします。

そしてさらには、肩甲骨周囲の状態も

チェックします。

それは、手首の状態を悪くした原因が

肩甲骨周囲にある場合が多いからです。

肘の痛みは放っておくと長期化するケースが

多いです。

これまで来院された方の多くが

「肘を極力使わないようにって指示されて

湿布を張り続けてきましたが

一向によくなりません。」

と仰います。

本当に手首が問題であるとすれば、確かに

使わなければ痛みは軽減するかもしれませんが

治ると言い切れません。

あまりにも状態が悪い場合は、オペ(手術)対応となる

ケースも存在します。

状態が酷い場合はまず、医療機関にて検査を

受けてください。

大きな問題ではない場合は、当院に一度

ご相談ください。

 

 

 

 

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