当院での顎関節治療(Ⅰ型)について

顎関節症で当院へ治療に来られる方が増えています。

医療機関を受診されている方が大半ですが

そうでない方もいらっしゃいます。

まず、顎関節症について・・・

■顎関節症の主な症状

①顎の関節および筋肉の痛み
②口が大きく開けられない
③顎を動かすと音がする

以上のうち、1つでも該当する場合が

顎関節症の基準となっております。

顎関節症は状態によってⅠ型~Ⅳ型までに

分類されています。

当院で治療できるのはⅠ型のみです。

Ⅰ型は、咀嚼筋障害と言って

噛む時に使われる筋肉=咀嚼筋に問題が

ある場合です。

精神的なストレスや就寝中などの食いしばりにより

咀嚼筋を緊張させることで問題が生じます。

状態が酷い場合は、日中にも食いしばりを起こす方も

いらっしゃいます。

この食いしばりを軽減させていくことも

顎関節症治療のひとつの目的です。

【歯の食いしばりについて】

基本的には就寝時など

無意識に行われている食いしばり。

この食いしばりには

ストレス(自律神経失調)が大きく関与しており

人によって食いしばりの強さは違うそうです。

食いしばりでは

想像を遥かに超える圧力が歯と歯周に加わっており

顎の筋肉・首や肩の筋肉を強く緊張させます。

症状が悪化すると、顎周りが腫れてきたり

歯に強いダメージが加わることもあります。

食いしばりを軽減させるためには

自律神経を整えることが必要です。

当院でも現在、食いしばりで加療中の方が

数名いらっしゃいます。

鍼灸治療での一番の目的と利点は

自律神経のバランスを整えることです。

【末梢神経から中枢神経へ】

鍼の刺激は脳を介し、身体のバランスを整えるものです。

身体の緊張を和らげる*副交感神経を優位にする。

継続的な治療をすることで

少しずつの変化ではありますが

症状が緩和して行くケースが多くあります。

顎関節症・食いしばり、肩首凝りでお悩みの方。

是非、ご相談ください。

治療の詳しい内容は

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