当院ではこれまで、プロスポーツ選手・実業団選手
五輪代表選手など多くのアスリートのケアに関わってきました。
数多くのケガの中で、度々選手を悩ませるのが肉離れです。
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肉離れも損傷の程度により、競技復帰まで長期間を要する
ケースもあります。
基本的にはまず、医療機関での診察を受ける流れになります。
状態とタイミングによりますが、当院では
比較的早期に治療を行います。
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損傷部位の回復を早めるために、当院はラクリス筋膜療法を
採用しております。
この機械は、特殊なグローブを装着し深層部位に電流を
流すことが出来るものです。
急性期の場合は、抗炎症を目的としています。
そして、その後の回復期では筋膜の癒着が出ないように
滑走性を高める目的で使用します。
いわゆる「しこり」が出ている部分の周囲が、癒着を起こしやすく
筋膜の動きが低下します。
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これまで多くの肉離れ治療をしてきましたが
ラクリス機器によるeストレッチ(電流ストレッチ)が
肉離れに対して功を奏したケースが多いです。
深層部位への筋膜リリース・浅層部位への筋膜リリース
これを同時に行えるのがラクリス筋膜療法の特徴です。
サッカーや陸上などで、肉離れは多いのですが
早く練習復帰できるためには適切な対応が必要です。
私の経験則においては、肉離れの患部にマッサージや
ストレッチはNGです。
もちろん、どのようなマッサージをするかでも違いますが
基本的には自己判断で行うのは控えましょう。
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回復期を過ぎても、復帰が遅れている場合や
復帰したけどパフォーマンスが上がらないという場合でも
遠慮なくご相談ください。